

歯内療法と言われると一般の方は聞き慣れない言葉ですが、いわゆる『根の治療』と呼ばれる治療です。難しい、分かりにくい、と言われる『根の治療』ですが、本当にそうでしょうか?正しい歯内療法、歯科治療というものが世の中に広まることを願い、日々の臨床例を通してこのブログにて伝えたいと思います。
ラバーダムクランプが折れました

クランプを掛けて、さあ治療開始、と思いきや、クランプが折れました。
とある日本のメーカーのクランプです。
いつもは海外メーカーのクランプを使っているのですが、今までに一度も折れたことはありません。
何百回(何千回かもしれません)と高圧蒸気滅菌していますが、折れるというトラブルに遭ったことはないのです。
日本のラバーダムクランプはあまり質が良くありません。
日本はラバーダム防湿法があまり行なわれていないため、品質を高くする必要がないのでしょう。
なんて勝手な想像をしながらまたラバーダムクランプを歯にかけるのでした。
治療する? しない?
前回の投稿で
「何はともあれ治療しましょう」
と書きましたが、ここで少し考察を加えてみましょう。
患者さんから、フィステルの原因歯の治療についてよく尋ねられます。
「この歯を治療しなかったらどうなりますか?」
患者さんとしては、痛くもないし、困ってないのでそう思うのも当然でしょう。
当たり前の話(ではないかもしれませんが)ですが、自然治癒することはありません。体調によって大きさが変化しますが、消失したように見えても必ず再発します。
教科書的に言うと、根管内の細菌や毒素が血液中に侵入し、菌血症を起こすとなっています。
これを聞くと治療したくなりますね笑
さて次回はもう少し話を続けます。





